-  ソノセーバーの活用例!  -
「ワンレンジ測定」と「接着剥がれ特定」
~ワンレンジ測定~
(定期測定)
①通常に機能している超音波洗浄槽にソノセーバーを浸けます。
その浸けた位置・深さを記憶(覚え易い位置、若しくは印や固定するなど)します。
図1.通常に機能している超音波洗浄槽にソノセーバーを浸ける

②その位置でLEDが9個点灯させます。
感度ボリュームを調整して、LEDを9個点灯させます。
これで通常に機能していれば、その位置に浸ければ9個点灯するという状態になります。
図2.感度ボリュームの調整

③あとは定期的に測定するだけ!
感度ボリュームを固定させ、定期的に①で決めた定位置で測定します。
洗浄力が弱くなるとLEDの数が減り、振動子の故障や劣化がわかります。

図3.LEDの点灯数が減ってくる。

~接着剥がれ特定~
(故障箇所特定)
①ゴムキャップをソノセーバーの先にはめ込みます。
ゴムキャップをソノセーバーの先が2cm以上内側になるようにはめ込みます。
※これは振動子に直接プローブが当たらないようにする為です。
図4.LEDの点灯数が減ってくる。

②ゴムの付いたソノセーバーを振動子に垂直に当てます。
振動子の各部を聴診器のように観ていくと、音圧の弱い場所が特定できます。
その部分が振動子剥がれ(故障)がおきている場所だとわかります。
図5.振動子に当てて、故障場所を特定。


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